一区切り

先週、母が他界した。 レビー小体型認知症による認知症があり、施設でみてもらっていたこと、諸事情と距離の問題で、なかなか顔を見に行けるという状態ではなかったけれど、健康に問題があるわけではなかったと聞いている。 食べ物を喉に詰まらせて、意識不…

春とサラムーンの個展のこと

雪が溶けて、急に暖かくなってから、あっという間に花が咲き出しました。 梅が残っているのに空には桃や桜、蠟梅、ボケ、コブシに木蓮、足元には人々が植えた水仙からオオイヌノフグリ、スミレ、土筆に、数えきれない花を見ました。良い匂いに誘われれば花が…

耳で聴かない音楽会に行ってきた

落合陽一さんと日本フィルハーモニー楽団のコラボレーションに行ってきました。 健常者なので、これを聞きにいくにはクラウドファンディングという方法になります。 なかなか目標金額にならなくて少し心配しましたが、この音楽会に立ち会えたことに感謝です…

作ろうと思うのですが

久しぶりにモーターに触っています。 小学生以来かもしれません。色々わかってないのですが、とりあえず組み立てができて、電池で動きました。 思ったより速く動くので、低速にしようと思います。(今普通の設定になっている)子供向けにこういったものの教室…

Omicro君がやって来た

2017年のMaker Faire Singaporeで一目ぼれしたOmicro君が私のところにやって来ました。ころころ転がる姿が可愛くて、でもいかにもロボットで、細胞を一粒取り出したような、ミクロサイズの生き物のようなOmicro君でした。操作がスマートフォンから出来る、ア…

古くて新しい機械

以前から布が大好きだったのですが、今、布にかかわる仕事についています。 影響はおそらく子供の頃に見たNHK特集のシルクロードからかと思いますが、中国の民族衣装が好きになり、形や刺繍を調べたり、民族音楽を聴くようになってからインドの更紗で服を作…

グリーンランド 中谷芙二子+宇吉郎展に行ってきた

雲の中にたたずむ前から気になっていたので体験しに行ってきました。 室内で霧を作ってみるというものです。 雪を研究していた中谷宇吉郎さんという方と、その娘さんの芙二子さん。この方は霧のアーティストをして活躍されている方です。 雪と霧、自然のもた…

魔法使いの魔法についての伝え方

あんなことしたいなら、あれを使えば? あれを使えば解決する。 (あれ自体を知らなくて、尻込みしてしまう)というのとあれは、これなんだけど。 と目の前で魔法の一部を実演してくれる。 (あれがなんだか分かった→何のためのものかくらいだけど)というと…

Neighbor を見てきた 続き 初めて会った人に自分をあずけてみる

会場でペアを決めるのですが、私は一人で来ていたためどなたかに相手をお願いすることになりました。公演を見ていて、1公演3組かな、体験出来るのですが、他の体験者の方々はお互いパートナーの方が知っている人でした。家族や友人だったと思います。私は体…

Neighbor を見てきた

少し前のことですが、新宿のICCで会館20周年イヴェント、「藤井直敬+GRINDER-MAN+evala 《Neighbor》」を見てきました。11月4日、土曜日の回です。 Substitutional Reality(SR)技術:理化学研究所で開発された主観的な現実を操作する技術、過去に撮影され…

古い衣装と久しぶりに。

久しぶりに踊ることになりました。 何を踊ろう?という時に、Jejer Jaran Dawukという東ジャワ最東のBanyuwangiという地域の踊りを選びます。元々古い儀式に使われる踊りから、Pak Zainiという方の手にかかって、華やかな踊りが登場しました。もう30年位前の…

Robot 1 : drawing

本の通り、描けました。 これを作ってみてわかったことは、順番があること、見えない部分があることでした。 こんな風になってるんだ。やってみないとわからないです。そしてコメントというものがあって、「//」をつけて作業しているものの名前を付けたりで…

身体のメンテナンス作業

年末年始、一日中歩いていたせいか、体を動かさないと調子が出ません。 今日は朝短めのコースを走ってきました。雪が残っているので滑らないように道を選びつつ走りましたがまだ雪の町、雪と樹木などが見慣れないせいか、走っていて楽しくなってきます。 時…

深センとマカオを歩いてく

とにかく暖かいところに行きたくて、でもジャカルタ、ジョグジャカルタは遠すぎて、というところで思いついたのは香港経由でどこか、でした。2016年のmaker faire Shenzhenは10月開催でしたが、台風通過で開催が1日短くなり、台風一過でも汗だくで見て回っ…

クリスマスと寛容さ

22年前のクリスマスはインドネシアのJogjakartaにいて、初衣装係として教会のクリスマス行事に呼ばれていた。キリスト誕生の物語をガムランの音楽とともに踊る人々を見るなんて、なんて不思議なクリスマスだと思った。四季のある国から見たら、雪のないクリ…

続いてきたこととその結果

インドネシア語を話すようになって、20年以上たつのにまだ能力が低いなあと思う。。 私のインドネシア語は良いほうにも悪いほうにもとれるかもしれない。 ジャワ語なまりは抜けない(状況に応じて頑張れば目立たなくはなる) 語学のために勉強した言葉じゃな…

地域差、世代間、いろんなことの違うということ

海外に住んでいると、最初から外国人なので違って当然というお互いの認識があるのですが 同じ日本国内だと、地域差や世代間(親の地域、世代も含む→育てられた環境)が違うことを あまり認識していない人もいるのだなと思います。 違うから拒否というより、…

Processingを始めてみた

いつまで踊っていられるのかなあと思うこともあり、今からできる体を使わないことを 考えてみました。 Generative Designという美しい本を買って、これがProcessingというプログラムが 使われていることを知り、じゃあやってみようと思ったのです。 今までや…

球体人と

今年のSingapore Maker Faireで出会った丸い透明な球体。 初めて会った人の作品で、スマートフォンから操作できるボールというかロボットだった。 操作させてもらってると、一緒に踊ってる絵が浮かんで、開発者の方に 「これください。買います」とお願いし…

デング熱ではなかったけれど。

水曜日の夜、大渋滞の中徒歩で帰宅中、珍しく今すぐ何か温かい汁物を食さねばならないと身体が訴えてるので、近所の日本食レストランでご飯を食べて家に戻ったのです。 帰宅時間の雨上がりはとにかく混む、アプリケーションで呼ぶバイクもタクシーも待てども…

スマトラ鉄道 こと始め

以前から興味のあったスマトラ鉄道のほんの一部に乗ってきました。 元々電車乗り物が大好きで、飛行機で行けるところをフェリーで移動したりディーゼル車や電車を使ってどこかへ行くことをしています。お金がないけどどこかへ!日本にいた時は、18切符を利用…

科学技術館を回る。上海雑技団と少しだけ香港

11月に久しぶりの友と中国に行ってきました。 少ない時間をいいかに使って旅を楽しむか、に労力をかけているような気もしますが。 金曜早朝便(0時台)の飛行機で出発、戻りは月曜早朝4時過ぎという日程でした。こんなことが出来る間に行きたいところに行って…

ジャカルタのデモのこと 11月4日

11月4日、ジャカルタで大きなデモがありました。 訴えの内容は、現在のジャカルタ州知事が他の宗教(イスラム)に対して侮辱するような発言を行なったということなのですが、内容はさておき、インドネシア、または、ジャカルタが迎える久しぶりの大きなデモと…

一区切りと次のこと

この半年間ほど、ジャカルタのYayasan Belantara Budayaというところで子供達にインドネシア舞踊を教えていました。 転職後、仕事先にも慣れてきて心に余裕が出てきたこと、少しだけ自分の時間を持てるようになってきたこと。たまたま通りがかった博物館で無…

なんでこれを作ったんだ? Maker Faire Singapore 2016で。

何度か足を運んできたMaker Faireですが、出展する側は初めてです。しかも英語圏だし。 心配しても仕方ないので、会場に行ってみると、多くの出展者が準備をしていました。有名企業も出展していますが、私の目指すはNico Nico技術部。初めて会う人達と挨拶を…

なにか作ってみた。を試してみる

布ものならば、作ることには抵抗はありませんが、今回はNicotechというNico Nico技術部枠で参加することになりました。Nico技と呼ばれているそうです。初めての参加で、初めて会う人達と一緒に展示を行うのはどんな感じなんだろう? Nico技の人達は「〜を作…

後進国と呼ばれるところに住んでいます

どうしてこんな題をつけたかというと、最近20年ほど前と同じお願いをされたことがあったことを思い出したからです。ジョグジャカルタに踊りの勉強をするために住み始めて間もなく、近所のお母さんから、学費を工面してくれないかとお願いされたのです。私の…

あたらしいことに出会いに行く

今日は英語でインドネシア舞踊を紹介する2日目でした。 先週初日は、まったくひどいものでした。 どうひどいかというと 1.先生の言葉が全く聞き取れない(ニュージーランドの方でした) 2.子供が何を話しているか半分くらいしかわからない 3.準備して…

インターナショナルスクールでインドネシア舞踊を紹介します

いろんなご縁で、ジャカルタのあるインターナショナルスクールでインドネシア舞踊を紹介することになりました。 2回のレクチャーと、1回の発表会。 あまりに英語ができないのですが、小学生相手に一緒に踊ってみます。 大好きなスマトラ島のバタック族の踊り…

できないこととできないことの先

見に行くだけのmaker faireはとても楽しいものでした。 そもそも、知らなかった新しい世界をのぞきに行くのですから、楽しくない訳がありません。海外のmaker faireは、今、多くの人が注目しているような技術や発想が展示され、私には理解できない魔法の杖、…