歴史は今、見えないけれど

うふふ。
外は今、しっとりと小雨が降っております。
もちろん寒いけれども、なんとなく冷え込まないくらいの雨が降っています。
おかげで静電気に悩むことなく、私もまたしっとりした気持のよいお肌具合です。


昨日の夜、オバマさんの就任中継を見つつうとうととしてしまいました。
多すぎる人たちを目の前に、国のリーダーとして名乗りを上げる。
どんな気分なんだろう。
そして、その場に立ち会った人たちの心は何を感じていたのだろう。


時代はあまりよくありません。だからこそ、選ばれた人だと思います。
人種の問題も、経済の問題も、地球レベルの環境問題も、乗り越えられない宗教間の問題も
すべてが彼の肩にのしかかっているように見えますが、
彼一人に背負わせるのではなく、あの場に居合わせた人たち、そしてその映像を
見た人たち、興味を持った人たち、ちいさな一人一人がともにできること、
変えられることをやっていこうではないか。と考えたのではないかなあ、
と思いたいです。


歴史はその時代を生きている人たちにとって、客観視できるものではありません。
振り返った時、何が起こっていたか知ることができます。
振り返った時、ここから何か人々に穏やかな生活に向けての流れが
始まった。といえる時代になればいいと思います。