電車の中で思うこと

今の時期、通勤時間帯の電車があまり遅れないのです。
天候不順(大風が吹くとか)出ない限り、遅れません。
学生は春休みに入り、エアポケットに入ったかのような
穏やかな(もちろんぎゅうぎゅうに混んではいるのですけど)
満員電車です。
あと、一週間ちょっとで新年度が始まり
新入社員と新入生とで電車の乗り方に慣れない人たちで大混雑し
混雑、というだけで電車の運行がスムーズにいかなくなる季節が始まります。


想像するとうんざりもしますが、人の流れにも季節感があると思えば
少し気が晴れるかなあ。緊張した面持ちの中学生が電車に乗っていたりすると
可哀そうだと思いつつ、ぐいぐい押されて(押して)いくのです。


春は新しいことが始まる。
学校も仕事も。
春は新しいことに出会える。
出来事も、ひとも。
今度の春、私は何に出会えるんだろう。
どんな人に会えるんだろう、何を始めるんだろう。
世の中に対する不安もあるけど、その不安を期待に変えて
新しい日に向かおう。むきたてのゆでたまごのような
ぴかぴかな一日に。