花は華 つつましくも あでやかにも

鈍色の空に、寒さに震えつつ咲く桜。
茎の緑が映えて、薄紅色より、碧の強さが引き立ちます。
今日は寒いながらも(雪も舞ったし)青空がのぞいた朝。
青い空には薄紅色が映えます。
もちろん花が少しずつほころんでいっているからだとは思うけど
蒼に響く薄紅の白。
見上げる私の横を異国の方々は
「sakura、sakula」←に聞こえる
と言いつつ花道を通り過ぎて行きました。
夜桜もいい風情だけど、朝の桜も美しい。寒さから目覚めた姿が美しい。


春は花。
そんなことを考えていたら、
三線に合わせて踊る動きに出会いました。
花を持って踊る。
何の花がいいかなあ。
花束、でなく花。
ガーベラの黄色やオレンジも好き。バラはなんだか違う。
ユリのような意志の強いものでもなく、美しさを誇るものでもなく。
小さめのひまわり。
黄色や山吹が好き。
花屋さんをのぞいてみるのもいいかも。
春は花。

楽しいことに目が向きます。