楽器完成チェンチェンと呼んでました。

完成です。
もう少したくさん作りたかったけど、体力が足りず。
でも最低限何とかなる数です。

ジャワ島では、ストリートチルドレンが、お手製のこの楽器を持ち
通りや十字路でこの楽器を鳴らしながら歌を歌って
「お金ちょうだい」をします。
子供のころから早くも労働です。

本物はこんなにカラフルじゃないし
もっといい音もしないし、王冠もこんなに使わないのですが

なんだって、音楽になる。
といえばかっこいいのですが
ほんとは、こんなものを使ってでも、ストリートチルドレンは
幼いころから仕事をしているのです、私は驚いたのです。
そのことを悲しいお話ね、という方もいらっしゃいましたけど
私は彼らの知恵を頂きました。どんなものでも
知恵を使えば道具になる。

「悲しいお話」を持つこの楽器ですが
私には懐かしい音でもあるのです。