空を飛ぶように

昨日の夕方、ライブを聴きに出ていたのですが
その時に、ひょと首の後ろに何かが当たるような感覚があって。
耳の後ろにそよそよとやさしい軽さ。
背中に大きな翼がついていて、その羽毛が当たるような。


よく似た感覚はずいぶん前にありました。
学生の頃、子供の頃。
夢の中で、または現実の中で。
地面を蹴れば、空を飛べる。大きな息を吸い込めば、ほら。
冷や汗が出ました。今ここで、それはできない。
この後人にも逢うのに。


何が起こってるんだろう、私の中に。
忘れていたような感覚に包まれたまま、ライブを聴きに行ったら
意外な友に出会ってしまいました。
げっそり痩せてしまったその子が音楽の話題になると、
きらりと輝きながらうっすら発光しています。
この日のライブはアコースフィアだったんだけど、この人たちも
うっすら発光していました。
アコースフィアの方を話をしながら、演奏の時に見せた光を
押さえて地上におりてきた人として話をしているなあ、と思っていました。
これは口に出したら、「?」という顔をされてしまう。


こういう話をしても、すんなりを受け入れてくれる友がいました。
そばにいてほしいなあ、こんな時。遠くて近い友。
いろんなイメージに流されそうになって声を上げそうになったら
その子に連絡しよう。


空を飛ぶように。私の翼、私の羽。
早く、インピーダンスの続きをしなきゃ。