久高島巡り

今晩お世話になる方について久高島巡りをしてきました。

けして大きな島ではありませんが、考えるものをたくさん与えてくれる島でした。

偶然ですが、以前興味を持っていた祭事に出会うことになりました。今では執り行うことのない、祭事(ちょと名前があやふやで戻ってからまた書きます)の話しや資料を見せて頂きました。
五穀の流れ着いた浜で説明をしていただきましたが、その時に見つけたものがこの写真です。うっとりするような美しい形の珊瑚でした。

色々なしきたりがあってこその祭事ですが、そのために敷居が高くなり不可能になってしまった祭事もある。単に時代の流れだけではかたのつかないものもある。

形骸化する祭事あり、生きている祭事あり、その祭事を本当に生活の中で必要とするかなど、考えることばかりです。

村の祭事を行う所に(女性のみ)案内していただきましたが、鳥のさえずりが響く静かでからりとした空間でした。奥に広場らしき光景が目に入りましたが、そこから先に足は運べませんでした。私は私の居場所があるのです。
石作りの祭壇の前に丸く日の光が落ちていて、ふと踊れたらいいなと思いましたが、あくまで果たせぬことです。こういうところで神様に出会う、それも定められた日に。今の私には遠いはるかな向こうの地に感じられるのですが、こうした空間から祭事が生まれ、舞が奉納され、人々が集う祭へ、そして今の私が踊るような踊りになっていったかなと感じいりました。

一人じゃ見つけられない風景であり、お話しでした。人の意見は聞くもの、受け取るものです。
くんくんしーらやに感謝です。

踊ること、音楽のこともお話しをいただきましたが、携帯で書ききれるものではありません。少しまとめて、改めて書こうと思います。