悩ましい  踊り漬け三日間

結局三連休は踊り漬け。
忙しい三日間でした。しかもまだまだ仕事が残っているところが恐ろしいです。
明日からお勤めと思うとちょと大丈夫かしらんと考えてしまいますが
出たとこ勝負で頑張ります。


悩ましいのは、踊りについて。
自分たちが踊っているものの情報があまりに少ないことです。
ええ、私たち踊り手ですから、自分の踊っているもののことをあまり考えないのです。
それは教わる時もそうです。
非常に残念なことですが、自分が踊っている作品が


①どこの地域
②踊りの意味
③いつくらいに作られたものか
④どういうときに踊られてきたか


という情報がよくわからないままに踊っていることが多々あるのです。
音楽が素敵、衣装がきれい、振りがかっこいい!
踊りにはまるものなんて、いくつも出てきます。そんな理由で踊っているものが
いざどんなものだか考えた時に、知識のなさに愕然とします。
伝統芸能を改めて作り直したものだと、出典がよけいにわからなくなっていて
どこどこの地域の伝統舞踊、というように書いてしまうことのほうが多いかも。
作者がはっきりしているものは作者を入れたほうがいいのかな、などと
悩むこともあり、またその作者からいろんな人たちの手を経て私たちの手元に
たどり着くので、すでに原作と違ってきているものの方が大半。
だから、この人の作品です、とも言いにくい。
外国のものだし、現地の人たちでさえそこまで厳密にやってないよ〜という声も
聞くのですが、悩ましい(汗)
ネットで調べると振付家の名前が出てくるものもあります。
でも古い作品は気がつくと振付家の名前より、その地域の「伝統芸能です」と
紹介されてしまうものが結構ある。
今私が頭抱えているのはプログラムの原稿を書いているからです。
多くの人に読まれるものですから。ぎりぎりになって考えるものではないですね(泣)
衣装も縫わなきゃいけないし(笑)
正直あと、2ヶ月先くらいだったら、お勤めしながらでもできたのになあと思います。
本番ま一週間を切ってしまったのでやるしかありません。