掟破りと、掟破りに。酒は飲まれるもの。

昨日はお勤め先の忘年会と解散会といろんなもろもろの会をいっしょくた!という会でした。
踊り関係の前の日はけしてお酒を飲まない、と決めていたのですが
掟破りをしました(笑)


お勤め先は個性豊かで気遣いの素敵な上司をはじめとした
ほんとにかっこいいおじさん達で、構成されています。
こういう人たちとクリスマスにお酒の席ですもの。
ここで飲まずに何とする!
おかげで帰ってきてからそのままバタンキュ〜で倒れこんで寝てしまい
久々に12時間近く寝てしまいました。歩いて10歩満たないお風呂場にたどり着けず
朝風呂にお世話になる私。女子としてちょっとどうだ〜!(爆)
おまけにお酒を口にした翌日は、食事をとるのも一苦労(笑)
ご飯を食べてから消化する時に、体力不足で軽いショック症状に近いものに襲われます。
激しい動悸と貧血に近い感じ。苦しい(泣)今日は一日動悸と息切れに悩みましたが
そうなってしまうとわかっていても、この人たちと美味しいお酒が飲みたかったのです。


人にものを伝える時って、何が一番必要なんだろう。
それが仕事であれ、技術であれ、なんであれ。
初顔合わせで全く知らない相手と付き合わなければならない時。
私にとってもこの問題はとても大事な問題です。
初めてお稽古に来てくれた生徒さんにどう接するか。ということにつながります。
私の上司は、はじめの一週間、こちらが申し訳なく思うくらい
みっちり面倒を見てくれました。声をかけずとも、目で訴えれば必ず振り向いてくれる。
私のぴりぴりしたアンテナから送られる信号は、確実に受け取ってくれる。
そして、こちらを信じて仕事を教えてくれる、という確信できる安心感。
根気強さに、緊張を吹き飛ばしてくれる笑いの提供。
初日の帰りに思ったことは、「この人となら、仕事できる」ということでした。


そんな話をお酒の席で二人で話していたのですが
この方は、小さな人(コドモともいいます)たちと交流のある方でもあります。
小さな人たちの人格を尊重して、守ってあげて、ということを話してもらったとき
どこかで同じ話を聞いたことを思い出しました。
それは、私の踊りの先生です。今年も会いに行った、大好きな先生です。
扱う言語は違っていても、同じことをいう。
踊りの先生が、私を現地の人たちと同じように扱ってくれたように
私の上司は、小さな人たちと向き合うように、真摯に向き合って仕事を教えてくれました。
心の扉をかちゃりと開けられる。そこにはこちらが飛びこめる場所がちゃんとある。
懐の広さ。という言葉がこのふたりには共通する。
謙虚で、自分の非を(全然そんなことないんだけど)認めて、謝るところまでそっくり。
改めて仕事の仕方を教わってきました。ほんとに幸せ。


この方以外にも、きらめく個性の方たちですから、傍にいて年をとる楽しみを教わってます。
体の具合が悪い時、(お年ですからそういうこともあります)切り返す言葉の機智。
仕事を楽しむ知恵。釘を刺しつつ、あたたかく応援する術。
少しでもご利益を頂きたくて(?)精一杯の勇気と甘えで、頭をなでさせていただきました。
こんなときじゃないと、勇気もなければチャンスもないし。


なかなか体調が戻りませんが、掟破りに後悔はなしです。
そもそもお酒は飲まれるもの(笑)
これから明日の踊り納めライブの準備です。
衣装は何着持っていくんだか(爆)
明日持っていくトランクは、海外旅行一週間分位の大きさになるトランク。
それもうまく詰めていかないと、入らなくなるかも(笑)
お客様と楽しい時間を過ごせるように、ちょと気合い入れてきます♪