こんなに寝ていたことがあったでしょうか

この二月は、体調不良の多かったこと。
インフルエンザで一週間近く寝込み、翌週末、インドネシアに行ってきたのですが
虫か何かにかぶれてしまってありゃりゃんと思っていたところに
木曜日の夜から、猛烈に胃のあたりが痛くなってきました。
みたかったお芝居をみて(それでも見に行くのですけど)
ご飯を食べて帰り着いて、ぱたんきゅうと倒れると起き上がるのも辛いくらい
胃と背中が痛い。

翌日、朝からまっすぐ立てないほどの痛みだった為、朝から病院に行ってきました。
診断結果は急性胃炎
何か悪いものを口にした覚えはなく、ちょと待ち続けている回答はあるものの
胃だけが痛いので、(おなかも下している訳でもなく)
点滴と痛み止めを処方してもらって会社に行きかけたのですが
あと、3駅がクリアできずに戻ってきてしまいました。
結局、金曜日、そして今日の夕方まで、水分のみの接種で絶食。
体力維持もありましたが、痛みで起き上がる時間を確保できずに
延々と寝ておりました。
ぷつぷつと夢を断片をみている。
空を飛んでいたり、だれかとあっていたり。

座っているのも辛いので、勉強したり本を読むこともせず
うとうとと時間がすぎて、体が回復していくのを待っていました。
こんなに寝ていたことって、近年ありませんでした。
寝た瞬間、朝。
そんな日の繰り返しだったのに。

なにかこう、ピリオドを打つように
それまでいろいろ体に蓄積されていたものが
眠りを通して出て行くような、もう、放心しているような
洗い流しているような、といいたいくらい
寝ています。
以前にヘルニアの手術をしたとき以来かもしれません。一日の半数以上の時間を
布団の中で何日も過ごすなんて。


夕方、痛みがだいぶ和らいできたので
そろそろご飯を食べてみようと思って、食べてみました。
恐る恐る食べて、痛みがぶり返してこないか確認して。
前日の同じ時間は、痛みの為にじっとしてるのが辛かったくらいなのに
ご飯が胃の中に落ち着いていくのを見守ることができました。
これなら回復できる。
筋力や骨格というものを、道具としての体に気をつけていたけれど
へたに丈夫であったため、内側のことを、中身のことをあまり注意してこなかったかも
しれません。
インフルエンザで体が弱っていたこと、もう大丈夫!と思い込んでいたのかなあと
少し反省です。
これなら明日のお稽古はなんとかいけそうかな。
最悪、休みの連絡をしなければならないかとひやひやしていたのですが
この調子なら、明日の江古田チームのお稽古、なんとかなりそうな気がしてきました。

春を前に、冬使用から、春使用へ体も心も変化していきます。
変化の途中は、どこか体も心も隙ができる。
その隙に取り込まれないように。
多分、隙があった。

インドネシアに行った時に感じたことも、考えたことも
ある何かからのピリオドを打つ。漠然としているかもしれないけど
それは一つ何かが終わったこと。その一瞬の隙に
気の緩みに、つけ込んだ何かもある。
パーツを取り替えれば機能回復する体ではないので
回復まで少し時間はかかると思いますが、新しい何かに出会う為にも
体を整えていきます。
わたし隙につけ込んだ何か。夢とともに出て行くがいい。