ふたたびバンドン。住居を定める

今回からバンドン暮らしは借家になります。
マンションの一室を借りて住むことになりました。


仕事の仲間の部屋と私の部屋は少し違っていて
私の部屋はいかにも女性の部屋仕立てになっているのですが
仕事仲間の部屋は明かりやなんだかんだが直していかないといけなくて
とても申し訳ない気持ちになりました。
きれいそうに見えても、掃除のし甲斐があります。
必要なものも買い揃え、掃除をがしがし行い、不用品をどんどん捨てて
気持ちよく生活できる環境を整えなきゃ。


うっかりしていたのは、日本から直接マンションに入ってしまったこと。
大丈夫だろうとたかをくくっていた私のミスです。
先にホテルに入って、環境を整えてマンションに入ったほうが良かった・・・
私はまだしも仕事仲間に無理を強いてしまったかもしれません。


そして断食月に入り、夜明け前の祈りの声に目を覚ましました。
真っ暗な中、大音響で響き渡る祈りを促す声。
仕事仲間はイスラム文化の洗礼を受けたんだろうなあ。


新しい土地に慣れていくのは、日本の感覚をどこかで手放すことも必要です。
受け入れていくこと
手放すこと
認めること
ここで引っかかると、この土地を好きになれないし、なってもらえない。


窓の下方は、一般の方の住居が広がります。
少し下層の住宅街が広がる。富める者も貧しい者も同じ立地で生きています。
ごちゃごちゃ考えることもあるけど
今は腹をくくって守るものは守っていかないと仕事もうまくいきません。
身近なところは、仕事仲間の環境を守らないと。
心細くならないように。


がんばろっと。