いろんなこと ことばのことなど

涼しかったバンドンがほんのりあたたかくなり
扱った日本が少しずつ涼しくなってきています。
(ニュースやなんやで見るかぎり、ですが)


今は通訳業務が多いのですが、そのたびに発生する資料をどんなふうにまとめていくか
ちゃんと整理しなきゃと思いつつ、日々に追われています。
こうしてこんなことを考えていたなとか
書き残していると、あとから思い出すことが多々あるので
仕事の資料も整理しておかないとと思います。


転職先の会社は日本の石川県にあるのです。
おいしい食べ物や伝統文化の残る金沢や能登、といったなかなか興味の尽きない
素晴らしい土地です。
今まで日本海側の人たちと仕事をすることがなかったので気にしなかったのですが
通訳するにあたって、難題が発生しています。
私が瞬時に金沢弁を理解できないことです。
同時通訳はできないけれども、ある程度早さを要求されていますので
なるべく流れるように(実際はできないけど)努力をしていきたい。
でも、インドネシア語の前に、肝心な日本語がわからない!
特に語尾に特徴のある金沢弁は(今のところ、その辺が聞き取れない)
肝心なところがわからなくて
伝えようにも伝えられなくて苦労しています。
通訳するほうも、金沢弁を話すほうも
仕事に集中していますから、「今の意味、どちらですか?」
などと聞こうものなら、お互いの流れがぷちっと切れてしまう。
そんなのの繰り返しをしながら、少しずつ金沢弁の特徴を学んでいます。
日本語って難しい〜


この何か月かで、インドネシア語は以前に比べて少しはましになりましたが
金沢弁がまだまだで
私も努力して使っていかないと、どうしてこの時に
この言葉を使うのか、そしてそれはどういう意図なのかがわからない。


標準語で育った私にはうらやましいお国ことばであり
文化であり、その言葉でしか伝えられない思いがあるのだなと
持っていないがゆえにへこむことも何度もありますが(笑)
へこんでもいられないので、図書館かどこかで
金沢弁の攻略をしようと思います。


仕事が変わるって、ほんとに世界が変わります。
覚えなければ、知らなければならないことがあまりに多すぎて
私じゃ役不足なんじゃないかと頭を抱えることも何度もあるけれど
変わったからこそ見つけられた未知の世界を手にいられる喜びもある
想像だけで終わってしまっていた世界を目の前にして
尻込みもするけど、
おろおろしながらも多くの人たちに助けられて何とかしていこうと思います。
そして、次にそんな目にあいそうな時のために
勇者が見知らぬ森に進んでいける地図のような記録を作っていけたらなと。


この写真はアンクルンの公演に行ったときのものです。
こういうのんびりした空間でのんびりした生活をしたいものですが
しばらくはお預け(爆)
のんびりした時間を手に入れるためにも
しばらくちょと気合い入れてきますw