つむじ風のように。

少しだけ

日本に戻りました。
短い日程ではこなせることは少ないですね。
元々、移動するには苦労しないトーキョー近辺を以前のように、西へ東へ、友人に会いに行き、飛行機で移動しながらひょと思ったのは、なんて便利なところなんだろう、ということでした。

駅にはものもらいの子供もなく、空には晴れれば透き通る青い空があり、蛇口をひねれば、飲料可能な水が流れる。
当たり前のことが、当たり前になるまで、どれだけの労力が見えないところで産業として発達し、また善意ある人達によって支えられてきたことか。
生活の中に組み込まれてきた、新しい伝統というか、意識というか。
考えるにはよい時間となりました。
こどもの頃、多摩川が洗剤で泡泡になっていたこと、隅田川かな、あまりの臭いに鼻をつまんだことが嘘のようです。
短期間の間に、環境に対する取り組みを行った結果なのでしょう。
日本における技術をインドネシアにも売り込んでもらって、20年後には、きれいな川の流れるジャカルタ、のようになるといいなと思います。
日本には、世界に誇る技術がまだまだたくさんある。

日本に戻って気になるものの一つに、踊りの衣装がありました。
連れて帰りたいものがいくつもあるのですが、持ち帰る荷物には制限があり… 泣く泣く諦めています。
何か好きなことがある、という幸せを自分の衣装コレクション(!?)から見出すのも、おかしな話なのですが、どれだけ熱中していたかが、量という形で測ることができました。
ここから、私が何処へ流れていくのはまだわかりませんが、これだけ一つのことを楽しめる好奇心があれば、また新しい何かに出会えるかな、また違う何かに飛び込む
余裕があるかなと思います。

インドネシアに戻れば仕事に追われる日々になるのはわかってますが、何か心浮き立つことも始めよう。
もうすぐ新しい一年が始まりますから。
みなさま、良いお年をお過ごしください。きっとわくわくするようなことがみなさんに訪れますよ!