初音ミクのコンサートへ行ってみた。@ジャカルタ


6月ですが、初音ミクのコンサートに行ってきました。
ヤマハが開発した音声合成システムVocaloidに対応したボーカルの音源です。
キャラクターがあり、彼女の声を使って多くの人達が多くの楽曲を
発表しています。


アジアで初音ミクのコンサートが行われるのはインドネシアが最初。
各国から要望があり、一番多かったのがインドネシアだったそうです。
発音もインドネシア語と日本語は近いものがあり
作曲しやすかったのかなとか、日本好きな人達が多いということも
あったのかもしれません。
インドネシア語の歌も検索するとたくさん出てきます。
インドネシアの国歌を歌う初音ミクとか。

イスラム教の女の子だって、ミクは好き。
せめてミク色の服でコンサートに望む女の子。
なんて可愛いんだろう!控えめだけどこっそり自己主張しているみたい。
それから、Otakuは世界中同じ服装なんでしょうか?
と言いたいくらいなぜか共通しています。


私にとっての初音ミク
音楽としての発音ミクは聞いたことがある程度で
動画やキャラクターに興味を持ったことがなかったのです。
ひょとしたことでコンサートがあることを知り
初音ミクがどんなもので、どれだけ愛されていて
興味があった3D映像で構成されるコンサートと知ったら
これは見ずにはいられない!

ましてや私は今インドネシアにいるのです。
日本にいるなら、なんらかで目にすることができるでしょう。
でもインドネシアだったら余程の機会がないと見ることができない。

チケットに対するFacebookでの書き込みは
高いよう!という声も随分ありましたが、好きを選ぶ人達の多さにびっくりしました。
コスプレをしてきた人もいたし、ネコミミもいた。
この日ばかりは、歌い踊る初音ミクを一目見たい!
長蛇の列にも驚いたけど、きちんと並んで静かに待つ若い人達にも
驚きました。若い世代は私とたいして変わらない気がします。
国籍が違い、肌の色も違うけど、なんていうのかな、
共通するマナーというか、ちょと違う、
共通する世界に身を置いている。
この世界はインターネットで繋がっている国境を超えた
共通認識のようなもの。

インドネシアの人がデザインした、公式Tシャツ。
インドネシア各地の伝統衣装が使われていて、ミクの文化と
インドネシアが一緒になった素敵なデザインです。

このことに気がつく日本人はわずかでしょう。
インドネシアの踊りを踊ってて良かった!と思った瞬間です。

夜が明けてしまうので、続きは次回にします。
外では明け方のお祈りが始まってしまいました。