今日は左利きの日

なんと、2月10日は左利きの日なんだそうです。

http://news.walkerplus.com/2009/0210/11/

私も左利き。
離乳食のころからスプーンを持たせても左に持ち替えてしまう、という筋金ものです(笑)
子供のころから余計な苦労の連続であります。
まず食事。
祖父母に会うときは、必死になって右手で箸を使っておりました。
早食いで知られた私が、箸を使いこなせなくて食べたい物を選べず悲しい思いをしています。
そして、道具。
ハサミ。缶切り。包丁。
はさみは右利きのはさみを左で使い、缶切りは普通、後ろに切り進めるのですが
左利きゆえに前に切り進んでいきます。
人もうらやむ(?)薄さの千切りができるのですが、はたから見ると手を切りそう!と心配され。
一時仕事場では、私専用にとがれた包丁が用意されていました。(刃の向きが逆なのです)
そして自動改札。
左でパスモやスイカを出すと(カード式もおなじ)体を斜めにしていかねばならぬ面倒さ。
一台くらい、左利き専用の改札があってもいいじゃない。


左利きで困るものは、教わるということです。
右利きのものを左利きなのに教わる。そこで生じるのは、右利きに妥協すること。
文字を書くのは、妥協して右です。でも線をひいたり絵を描くのは左。
編み物は右。リンゴなどの皮むきは右。習字は両手。(こっそりと使い分けをする)
インドネシアに居たときの、トイレで使う手は、左(これは左が不浄の手のため強制的)
パソコンのテンキーは、左にほしかった…(泣)


両方使えて器用だとかいいますが、その分の余計な苦労と戦います。
ちょっと発想の違うことを言うと、左利きだからかもね、なんて言われるとかちんときます。
鍋なんかも右利き用だし、カメラも右使用が普通(携帯電話もです)
普通と違う、ということを常に意識させられるのが左利きなのです。
でも左利きのよさもある。ということをいつも考えています。