文化庁メディア芸術祭へ行ってきた

六本木の国立新美術館に行ってまいりました。
文化庁メディア芸術祭 第12回」を見るためです。

ほぼ10日間行われるこの芸術祭、最先端技術の紹介や、学生たちの作品、海外からの応募と
もう、今という時代を彩るメディアを語るにはもってこいのところではないでしょうか。
アート部門、エンターテイメント部門、マンガ部門とどれも注目したいものばかり。
そして実際に販売されているものが応募されていたり評価されていたりと
面白いところなのです。
とにかく、面白いだけあって、並んで入らなければならない状況になっていました(泣)
人ごみの大嫌いな私ですが(人酔いするのです)、見たい一心で突入開始!



手をかざすと小さな風車が動き出します。
繊細なセンサーなので手をかざして横にスライドしていくと、
風車達がさざ波のように回りだして私の動きについてきます。



風の音楽、という題名だったような気がします。
手前に箱があり、取っ手を回すとシャボン玉が出てきます。
シャボン玉がこの柱たちに当たると、音が鳴ります。
風の向きによってシャボン玉の流れが移動するので、ランダムに音が奏でられる装置。


アニメーション部門の大賞、「つみきのいえ
セリフもなく、しみじみとした作品でしたが心がぎゅっと締めつけられるような
切ないアニメでした。こういうアニメがTVで公開されていいと思います。


このほかにも先端技術ショーケースの自分の影と踊れるもの(名前を忘れました)
刻々と変化する再編成された自分の影と踊れるこの機械。ほしいです。
混んでなかったら、きっとずっと踊ってました。残念。


たぶん、3時間以上いたのだと思います。
映像関係は面白かった。アニメあり、実写あり、CGあり。いろんな作品から刺激を受けました。
ものすごくメッセージ性の強いものがあったり(ピースボートの作品)
言葉がなくても、映像の語るものは伝わってきます。
ほんとにおもしろかったのですが、これだけいても
たぶん、半分も見られなかったのが残念。
ゲーム関係(wiiだったりDSだったり)もそうだし、映像関係は全部見てないし
エンターテイメント部門の「TENORI-ON」も試せなかったり。
期間が短すぎます(泣、人も多い!)


インピーダンスprojectについてもいろいろ考えさせられました。
頭の中が作りたいものでいっぱいになってショートしそうになったり。
へとへとになって帰ってきたようです。帰り着いてから、倒れこんでしまいました(笑)