冥利に尽きるとは

実はインドネシア舞踊を教えています。
教えるということは教わること。
いつもこの言葉を頭において教えています。
私の振りを見て、生徒さんたちは覚えていくのですから
なんか形が良くないな、とか覚えてもらえにくいかな、というときは
こちらにも問題がある、と思っていろいろ考えたり落ち込みつつ
でも楽しく踊っています。


生徒さん達と暖かくなってから踊るお話を頂きました。
で、こつこつと衣装を作っているのです。
やっぱり踊るなら綺麗な衣装を着てもらいたいし、もちろん踊りも笑顔も(一番大事!)
素敵なものにしたいし。
予定していた人数がちょっと増えてしまって(それはそれで嬉しい)
人数分作れるかなぁと不安になっていたところに、生徒さん達から申し出がありました。
「手伝います〜!」
嬉しかった!!!


先生冥利に尽きるなあ、と帰り思わずにやけてしまいました。
「寝不足になっちゃいますよ」と手伝う名乗りを上げてくれた皆さん
ありがとう♪
インドネシア舞踊なんてマイナーですから、
(バリ舞踊はちょっと違いますけど)衣装は現地で買ってくるか
現地に注文するしかありません。といってちゃんとコントロールしないと
手を抜かれてしまうこともしばしば。納期もまちまちだし。
日本でも材料なども仕入れるところをちゃんと選べば
現地で買って日本まで送ることも含めても、そんなに金額が変わらないことも
あります。ましてやこのレベルのものが欲しい、というのは
自分で選べるのですから。と思って作り始めたのですが
大きな誤算は、製作時間でした。
仕事して♪家事をして♪練習もやりたいこともこなしてみて♪
ここでいつ、作るんでしょう、衣装(汗)
生徒さんの申し出。
自分で手がけた衣装を着る楽しみも味わえる。
ということを考えると、手伝う楽しみも湧いてくるのかな。
作る喜び、踊る楽しみ。両方を満足してくれると嬉しい。


幸いにして、生徒さんたち、同じくらいの身長で体型もよく似てる。
おそろいの衣装に身を包んで踊ると、それはもう、可愛くって可愛くって。
私もちょっと頑張っちゃおうかなあと思うくらいかわいいのです。
というわけで、地道に衣装を作って晴れの舞台に間に合わせようと思います。