てっぱくに行ってきた。

てっぱく。→鉄道博物館に行ってきました。
大宮までは、ほぼ家から2時間近くかかります。気にはなるけど
なかなか行けるところではなく、誘われたのがチャンスとばかりに行ってきました。

広いということ、そしてたくさんの展示物。結論から言うと全部見て来れませんでした。
が、目の前に懐かしい車体や、歴史の中でお目見えした写真の実物が
飾られている。世代によっては思い出深いものが置かれている。
小さな子供たちにはみたこともないわくわくするようなものが置かれている。
という楽しい空間でした。新幹線の懐かしい顔、寝台特急(お世話になりました)
宮様たちの美しい車体。北海道の「開拓使」車体の瀟洒なデザイン。
黒々としたSL。圧巻です。はじめのうちこそ写真を撮る余裕(?)がありましたが
だんだんわくわくしてきて、そんなことを忘れてしまいました。

シュミレーションなどは到着した時点で受け付け終了になっていて
(もちろん定員を超えて、です)ためせなかったのですが
ブレーキをかける、という体験ができました。
駅で聞きなれていた音やリズムというのは、出せませんでした。
出発の時の「しゅぅ、」という音やそこから走りだすまでの間。
やはりプロのお仕事でした。
そして気になる、人が動力になっている人車。
定員が10人くらいでしょうか。それを人が押している写真がありました。
2.5kmを走る区間のようなことも書いてありましたが。
驚きでした。お客様も、動力も、同じものからエネルギーを(お米)
摂取しているということ。仕事として車を押す、ということが
かつて存在していたことが驚きでした。


大人も子供も楽しめる博物館。何度も行きたくなるところ。
富山の恐竜博物館、金沢の21世紀美術館、そしててっぱく。
また一つ見つけたと思うと、嬉しいです。
そして一緒になって楽しんだ皆様、ありがとうございます。
大人になってから楽しむ課外授業のような気分でした。