うまく伝えられない 

今日は砧公園に行ってきました。
踊りの練習なのです。


三線ハピドラムに合わせて踊ろうと思ったのです。
もともとミニマムなメロディのものの繰り返し。
それをアレンジしてもらいながらさらに踊りも合わせていこうかな
と考えていたのですが、それが難しいことに気がつきました。
私がそれを行うことの楽しみを伝えられないのです。


自由に演奏する、何かをするのは難しい。
ある程度ルールがあったほうがやりやすいかなと思います。
自分がこの話を受ける立場になったらどうだろう?
たぶん躊躇するし、びっくりするけど、ちょっと突き抜けちゃえるチャンスかなあ
と思うような気がします。
私はこの楽しみを師匠から教わりました。
リトミック坂本先生です。
インドネシアに行く前に、彼女に会っていてよかった。
今でも、何か作ろうかなと思うとき、彼女のことを思い出します。


「好きに音を出していいの」
「声を出していいの」
西洋音階に育てられた私の耳に、不協和音や音階のはずれた(意味のない)音の楽しさを教えてもらいました。
それにぐいぐい反応した友人たちは、楽典の基礎のない子たちばかりでした。
音楽って楽しいものだったんだ、即興って楽しいものだったんだ。
先生はひそかに仕掛けをいくつも作っていって、行き過ぎた時の戻り道を用意していました。
それが、基本のルールに戻る。
帰るところがあれば、旅はいくらでも行けるのです。
こんなに楽しいことがある!
でも、それをうまく伝えられないなあ。
遊びなんだもの。遊びは本気で遊ばなきゃ、面白くない。
頼まれて遊んでも、面白くない。むしろ苦痛になってしまう。
今日は頼んで遊んでもらったような感じでした(爆)どうしよう(>_<)


今回は実験です。遊びなのです。
遊びの先に次のステップがある。それはまだまだ先なんだけど
でもいつかできたらいいなと思うのです。
しょげる一日でもあるけど、気持ちを切り替える一日でもある。
どうしたら楽しんでもらえるか。
それが私の課題です。