neomii&the Moon Bow を聴いてきた。

静かな雨が降り続いた日曜日。
neomiiさんのライブに行ってきました。
かわいいお嬢さんが生まれていて、今日は初対面。小さな命は、パパの腕の中で
ぐっすり寝ていました。小さくてお肌がつるつるして、なんてかわいいんだろう。
まだまだ神様の子。地上におりてきたばかりの命はきらきらしていました。

neomiiさんとは、不思議な出会いでした。
ある方を通して、お互いを知らないまま、いきなりセッションをしてしまったのでした。
心の落ち着かない不安な時期に、良い方と出会うことができて
今こうして何か作ったり考えたりすることができるようになった、きっかけのneomiiさんなのです。

neomiiさんの声、直樹さんのギター。
芳晴さんの二胡とスライドホイッスル。荷野さんの太鼓。
無国籍な、でも、どこかに存在しているような遠いどこかの国の音楽を聴いているような気分になります。
穏やかな日差しのように音楽が奏でられる空間に身を任せてきました。
お客様から何かお題を出して貰って、セッションをする。
そんな企画に声が上がったのが
「雨！」
雨を取り込んだもの、または雨となにか。
ひょいと浮かんだのが、「狐の嫁入り」でした。
遠い草はらの向こうで、しずしずと進む行列。しとしとと降り続く雨。
私も手を挙げ、
「狐の嫁入り！」とお願いしました。
そして出来上がった音楽は、思い描いていたような野原の向こうに進む行列に
淡い光と時折吹く旋風に、光に照らされる狐たちの姿を感じました。
音楽ってすごい！

帰りにCDを買ってきました。
友人に送ります。きっと、この声、この音楽を好きになると思って。
誕生日プレゼントになります。