インドネシアでテロ  自爆犯のこと

先日、インドネシアでテロがありました。
首都ジャカルタの高級ホテル、マリオットとリッツカートンです。
インドネシアだけでなく、中東では、連日のようにテロが発生しています。


今回のことで、問題として取り上げられるのはイスラムということになりましょう。
イスラムって、なんだかよくわからないよね、過激だよね。
そのような意見が出てくるのも仕方ないと思います。
でも、多くのイスラム教徒がこうしたテロを良しとしているわけではありません。
宗教という枠組みを使った、何か別のものが企てていると思うのです。
自分以外のものを排他しよう、というものが。


今日、友達に子供が生まれました。
待ち望んだ子供です。すぐに連絡をもらえてうれしかったのです。
新しい命はこうして、人々に喜びを与え、寿がれ、育っていくものです。
それがどの国であれ、どんな環境であれ、周りのものに笑顔と喜びを
与えてくれるものであってほしいと思います。
だから、そういう命が「思想」というもののために
自爆などという形で消費されることを私は好みません。
また、自分と違うもの、として排他されることを好みません。
そして、こんなことを考えることも、こうして書きだすことも好みません。
現実としてテロは続き、好む、好まない、ではなく考え続けます。


テロがあっても、インドネシアって、楽しいところで面白いところよ♪
というつもりはありません。テロのことも含めてのインドネシアであり
関わっていくインドネシアです。もちろん踊りも踊るし楽しんでもらいたい。
「思想」というものに対抗できる自信はありませんが、なぜか、という問いかけは
忘れないようにしたいのです。