ツーリングなるものに、お荷物になりに行く。

土曜日は早起きをして、ツーリングに行ってきました。
にあわない!
乗り物酔いをする私です。日ごろのバス通勤でさえ、酔わない立ち位置を狙っているというのに。
おまけに前日に初めてお会いした方もいらっしゃる中でのツーリング。
なのにちょと寝坊してしまうし。腹をくくって参加すると行った割には
朝からみっともないことこの上なしでした。


ドライブをしたことはありますが、よくよく思うとツーリングは初めてでした。
走ることを第一目的としてとにかく走る。
皆さんはバイクですが、おまけの私は車で参加していた方の助手席におさまりました。
いつもはもっとスピードを上げて楽しまれているのだろうに
丁寧かつ安全に連れて行っていただきました。ありがとうございます。
速く走る、ということは美しく走る、ということなのだなというのが実感です。
無駄なくコンパクトに移動していくこと。
そこにちょっとだけ遊びの要素が入ったりするとその人の個性が出てきます。
スピード表示を見ていると「えええ?」と驚く数字が踊っているのですが
安定して走っているために怖いなあという感じもなく
また他もまたその速度で走っているために速いという感覚がわからなくなってくる。
エンジンの音を聞いてどれくらいのスピードかな、なんて予想がついてくるようになる頃には
乗り物酔いのことをすっかり忘れておりました。


助手席の特権は、車窓を楽しめること。
流れる雲間や、林の緑を楽しんできました。
運転の方には申し訳ないけど、昇りたてのお月さんや、銀色に輝く湖面や
沢に走る水の白さはここまで来ないと見られない!というものばかりでした。
「温泉がある!」とちょとわくわくもしましたが(温泉は大好きなのです)
目的はドライブではなく、ツーリング。
お湯に入ってとろんとしてしまっては、気持ちが緩んでしまって
きりっと走っていけないのでしょう。お荷物ならではの発想です(笑)


お休みらしいお休みをしたなあと思います。
こうしてのんびりと文章を書くのも久しぶり。
忙しかった先週からやっと解放された気分です。
来週末は踊りがあるからそろそろ頭を切り替えます。