ちょとだけインドネシアのこと 続き

新しいクラスの体験講座で疲れが出たのか、床で丸くなって寝てしまいました(笑)おかげで忙しい朝です。


到着した日が19日。翌日が断食明けのお正月。先生の家に荷物を預けて、すぐLOLYさんと一緒に街へ急ぎました。勿論、バイクです。小回りの効くバイクはジョグジャカルタの街によく似合います。


目当てはお稽古に使うバティックにゴムベルト、化粧品に髪をまとめるヘアネット、調味料に踊る時に必要な髪飾りに、衣装に…
買い物に来たんかい!と突っ込まれてもおかしくない(笑)買い物の鬼とかす私。それに見合う街のコンディションでないことにすぐ気がつきました。観光客向けの店しか開いてなくて、好きなお店も営業はこの日のみ(泣)お買い物に必死な私にLOLYさんは呆れて見ていました。
けれども、バティックの時はモティーフの相談にのってくれて助かりました。適当には買えないので、この踊りには、このモティーフというように選んでいただきました。


写真のバティックはお店の方が、珍しいものと言って見せてくれたもの。なんとバリ舞踊が描いてある!トラディショナルなものでもこうした柄はあるそうですが、アレンジしてあるものでした。初めてみるものでしたので、思わず声をあげました。手作業の美しさもさることながら、作り手もあまりないものです。心が激しく揺れましたが(汗)目の保養だけに留めて、今日のところはいったん退散です。


夕ご飯(滞在中はほぼすべて先生の手料理を食べ尽くす、美味しいのです)を食べて、改めて街まで散歩に行ってみたり先生と話し込んだり、あちこちでロケット花火が上がるのを見たり、子供たちが村の中を練り歩いているのを見たり。
けれど、明日の朝が早いので、早く寝なさいと言われて寝たのが11時でした。確かに寝不足もピークでしたので、おとなしく水風呂を浴びて(久しぶりだとちょと勇気がいります、冷たいしね)寝ることにしました。
窓の向こうからは祈りの声、爆竹の音に花火のひゅうっとあがる寂しげな音。賑やかな中に聞き慣れたトッケイののほほんとした鳴き声。虫の鳴き交わす鈴の音。寝るにはもったいない位懐かしい音に満ちあふれていましたが、ことんと寝てしまいました。
時折目が覚めても鳴りやまない音に安心して寝入ってしまいました。