ちょとだけ

ひょと思い出したことがあります。
『あなたのものの考え方は日本人じゃないね、外国の人を相手にしてるようだ』
ええやん、そうせな彼の地で生きていけなかったんやもん(-"-;)


その時の話しのきっかけは些細なことだったはずなのですが、お互いの物事の捉え方の話しになり、『なるべく否定も肯定もしない、必要があるならば全力でなにもしない努力をする』偉そうなことを書いていますが、河合隼雄さんの言葉です。
彼の地、インドネシアでよく思い返した言葉であり、今の職場グループで多用される『思い』の仕様方法にも共通するものを感じます。
突然に投げかけられた思いには意味がある。単に拒絶なのか、改善を要求するものなのか、共に解決策を探っていくのか。発信する側、される側双方ともに裏切り感や価値観の相違、時に痛みを伴うものです。
受け手としてはまず相手を否定することが通常です。嫌な部分をすくいとり、全体で何を伝えているか見えなくなります。肯定も否定もせず、相手をみることでわかることが出てきて、それならばという方法が見えてきます。
時に全否定される気にもなりますが、よく考えればそうではなく、解決していくための余地はあるなと思います。ほんとに嫌なら逃げてしまうのが得策ですから。
長々かかるクレームがハッピーに終わるよう日々努力です。