ガムランの楽譜。

お勤めの帰りに、ガムランの楽譜を起こしてきました。
楽譜といってもほとんど演奏メモに近いのですが数字の羅列が続く、不思議なものです。
初めてみた時は頭がくらくらしてオタマジャクシがいない!!と
混乱しましたが、今ではガムランを聞いて、ドレミ変換⇒数字に置き換えをしています。
慣れって怖いものです(笑)


今使っているガムランは、確か4の音がなかったはず。
じゃあ、1,2,3,5,6かな。(弾いている割にはよく覚えてません)
などと、ipod片手に耳を澄まして書き起こしていきました。
ちょと面倒になってきて、自分のパートのみにしてしまって(爆)
これを見れば、演奏できる。というようにしていくものですが
このフレーズを何回繰り返すとかそういうものは実際に練習して丸覚えしたものの方が
早いのが現状です。
今回わざわざ楽譜にしようと思ったのは、踊り手がいるから。
普段録音されているもので練習していると、生演奏がとても違和感がある。
しかも演奏側に私のような素人もいるわけです。
さすがに踊る人のことを考えたら、ちょとあってもいいだろうと思いました。
(今後のためもあるかも)
よくよく考えたら、自分もまた、その曲を踊っているわけで
踊り手として理解しているはずなのに、やはり録音されたもので練習しているので
今度は細かい音楽の切り替えを解っても、どんなふうに演奏されてるか
なんとなくしか覚えていない。なかなか役立たずの私です。

buka
        p
5 5 6 5 3 5 2 . .

        g
5 6 5 3 2 3 1 . .

           g
D T D T D T D .

A
   
6 5 6 . 6 5 6 ◎ X8



こんな感じの楽譜になりますが、これだけで演奏できる現地の人達はすごいなあと思います。
主体のメロディだけで、それぞれの楽器の楽譜は特に起こされることは少ないです。
楽譜の本を買うと、こんな感じで数字が並んでいきます。
所詮外国人のわたし。これだけじゃ演奏できないのでいろいろなおまけが増えていきます。
踊っている人のポーズだったり。(→この振りに入ったらこのメロディ!)
渦巻きだったり。(→踊り手が大きく一周しながら踊る)
自分のパートはリズムを刻んだりするので、♪♪と書けばいいのですが
_ _ _ _
.t   tt  .t  .t

ガムランの書き方をなぜかしています。融通の利かなさを感じますが仕方なし。
習い始めたころの自分のノートを捨てられません。
ええと…と迷った時に開くために残してあります。今回もまた開いてしまいました。


明日は踊りの練習をしよう。