ちょっといいところにいってきたことと、ちいさなあるひとにあってきた。

写真は好きです。


父が使っていた、キャノンのF1。今でも憧れるカメラです。
写真の面白さは、このカメラを通して覚えました。
使う人も世を去って今は静かにしていますが、いつか私の手に渡ると信じています。


私自身もデジタルの写真に慣れて、手軽にどこでも写真を撮るようになりましたが
フィルムカメラのきれいすぎない見たいものがみられる写真を見てきました。
間違いがなければ、今日私が見てきた写真はフィルムのカメラから生まれたもの。
光にも影にも、そこには空気がある。


ちいさなあるひとは、その写真を撮る人と一緒に言葉を紡いでいるひとです。
星という物言わぬものから、言葉を紡ぎ、物語の素を作っているひとです。
物語の素は、多くの人々が受け取り、それぞれの物語のどこかに使われていきます。
このひとを経由して、私は多くの人たちと出会いました。
初めて目にしたこのひとは、ちいさなひとでした。


一日中立ち続けて、いろんな人と話をしていたことでしょう。
ゆっくりお休みください。明日また、たくさんの話に出会うために。