こちら、復活します。 色白は七難を隠す?

暫く更新していませんでした。
ちょと体力や、環境や、なんやかんやでちょと休んでおりましたが
昨日久しぶりに会った友人から
インドネシア行きのことを聞かれたので
ちょと、書いてみようかなと思います。
どんなきっかけでもいい。
滞ったものが流れるようになるならね。
背中を少し押してもらうだけで、何とかなることって、実はたくさんある
ありがとう。


質問は、インドネシアに行ったのに、ちっとも日焼けせえへんなあ。
ということでした。

回答:しません。

期間が短い、というのもあるけど
色白は七難を隠す
という日本語のことわざが合うくらい、色の白いことが大切にされているところでした。
私は中部ジャワのジョグジャカルタというところにおりましたが
「あのこ、美人だけど肌、黒いよね」という言葉をよく聞きました。
それは、少々美人じゃなくても色が白ければいいの?
という私の疑問を呼び起こす言葉でもありました。
十分きれいな女の子でも、踊りのうまい子でも、色白にはかなわない。
こんなにかわいいのに。
という女の子でさえ、「私、色が黒いからだめ。かわいくない」
ということをいう。
おそらくジョグジャだけではなく、インドネシア全体的にそうなのかもしれません。
色が黒い、というのは悪いことのようにいう。


外出する時は、いつも長袖を。
必ずジャケットを着てね(上着を着てね)
丈の短い服を着ているなんて、みっともない。
髪の毛が短いなんて、都会にかぶれた子がするものよ。
(田舎で生活していたのがよくわかるお言葉です)
と村の人々に言われ続けて、その通りに生活してきたので
日に焼けるような状態があまりありません。
それに、昼間は暑いから外出しないほうがいいよ。
までなると、ほんとに日に焼けない…
そして今でも村のおばあちゃんたちに言われたことを忠実に守ってます(笑)



それでも無防備なところはあります。
手首から先と、足首から先。
長袖を着ていても、帽子をかぶっていても、足元はサンダル履きが中心。
そういうところは日に焼けていました。
実は今回もちょっと焼けましたが
日焼け止めを何度も塗っているので、ちょとひりひりした程度で済みました。
赤道近くの直射日光は、とにかく突き刺さる感じがします。
無防備に歩けば、あっという間に日に焼けて真っ赤になっていたでしょう。
特に、今は日本で生活する身です。
さらに日差しを浴びることが少なくなっています。
私の先生や友達は
さらに白くなったねえ
としみじみ言っていました。
ネオンみたい。
(自己発光はしてませんけど(爆))


もう日本の生活が長くなっているのですが
かの地にいた期間に私に起きた様々なことは今でも私に大きな影響を及ぼしています。
かの地に行く前と行った後。
脱皮をしたかのように何かが違ってしまったのです。
行く前の私の空白時間。今の私にとっては空白時間になってしまいました。
その空白を飛び越えて、脱皮した後の私とも付き合ってくれた友人。
脱皮後と、脱皮前の差に気がつかない人々。
脱皮後に出会えた人々。
私は色が白い、ということで何か「七難」を隠しているかもしれません。
でも「七難」が否定されるだけのものではない。
ということもあるのです。