笑う門には福来る

今年も一の酉を花園神社で迎えました。

ぎゅうぎゅうの人々。お囃子は軽く心地よく響いて、青い松の能舞台に響きます。
心が浮き立って、わくわくします。
今年の熊手はちょっと奮発しました。
最初は職場に持っていこうと思ってたけど、
売り場のおばちゃんが、
『玄関に向けて福が入ってくるように、飾るんだよ』
と言って渡してくれた時、あっと思ったのです。
なぜに自分のためにしないのだ。
おばちゃんは真ん中のお福さんの顔を見て、優しい顔を選んでくれました。
あたしはあたしのために福を集めるのだ。
当然のことをしていいんだよ、あたし。
あたしのためにあたしが選んだ。うん。
おばちゃんの選んでくれたお福さん。
私が黄色が好きと言って、探したお福さんでもありました。


飾りものには意味がある。
黄色は金運に恵まれる。
お米は食いっぱぐれない。
鈴は、厄除け。
来年の干支のうさぎに
仲良く並ぶ、大黒様。
家内安全、商売繁盛。
あたしだって商売してる。
きじねこ服飾店がある。


神社でお金を使うって言うのはいいことだよ。
それだけで、お参りも、お賽銭あげたことになる。と教えてくれたのは
やはり花園神社で出会ったおばちゃんでした。
おばあちゃんの知恵のようなものになかなか出会えないのですが
今日は一つ知恵がついた気がします。


日本を離れた時間があったからこそ、こういうものに俄然興味が湧きます。
自分の根っこはどこかな。
ということも含めて。


さてと。
江古田チームのお稽古行ってきます!