好きなこと 手仕事のこと

インドネシアのろうけつ染めをバティックというのですが、こうした地道な手作業によっておこなわれます。

一本ずつ、蝋で描いていくのですが、ハンコを使う方法もあります。
元々王族だけが使うことが出来た、バティックですが、舞踊が下々の者達に解禁になっていったように、バティックもまた、広まっていきました。
こうしたハンコ又は、型を使うことは、大量生産に向けて開発されたものでしょう。
このハンコも色々組み合わせることにより、古いデザインも新しく使い続けることができる。
複雑な模様にみえていたけど、こういう方法があったかと驚きました。四角四面で考えていたら、こんな発想にならない。

蝋付けして、染色しては蝋付けし、何回も繰り返すことで多色染めが可能になります。
大量生産ならば、こんな面倒な作業をしなくても、コンピュータを駆使してデザインをし、プリントすることも出来ます。安価で多数ありますが、こうした手作業のものも、お財布が許す限り欲しくなります。

今回はあまり布を買ってこれなかったのです。それは先に余りにも美しいものを見てしまったせいで、今のデザインに手を出せなかったから。
お手軽に買えるものもある。けど心から手に入れたい!と思うものは、同時に作ってみたいものでもありました。
もう、ビョーキを治すためには、この世界に足を突っ込んだ方がいいのかもしれません。

こんなのが、欲しい。あの人にこんなの着せたい。自分が欲しいものを自分の手で作りあげる喜びは、言葉に尽くせません。

同じように、好きな踊りを見るのが好き、それを自分で紹介できたらもっと嬉しい。

踊りもものを作るのも、自分が好きなものをみてもらいたい、紹介したいんだなとしみじみ思い知りました。

バティックで浴衣が作りたい。
日本の柄の規則⁈を元に、バティックで染めてもらう。自分でできたら最高だけど、ちょと時間がたりません。
注文できるんだろうか。
試作品用意するとか、お願い出来るかなとか、悶悶としています。
悩むくらいなら、やってみるしかない、かな。