歯車は動いていく

先の土曜日、くんくんしーらやで踊ってきました。
しなやかに躍る友人と一緒で安心して踊ってきました。初めての衣装に袖を通してみたり。初めてのものは、何が起こるかわからないので、環境の整った所で試すのが一番です。

この日、以前一緒に踊ってくれていた上大岡チームの方が家族で来てくれました。
だんなさまを紹介されました!
こぼれんばかりの笑顔にほっとするやら嬉しくなるやら、踊ってても笑顔が移ってきて楽しい時間をいただきました。長く踊ってくると、結婚やお子さんが産まれて、という嬉しい、そして新しい出会いがあって、モノゴトは常に動いてることを感じることが出来ます。
伝統のものは、変化をしていくものではないし、変わらぬということを守っていくことが多い。
創作のような産まれたての力強さがありません。でも、担い手は常に変化していく。その変化は伝統のもの、例えば自分が踊っている作品にも影響していくかな、と改めて思いました。
こんな嬉しいことの中で躍る時の表現はちょとちがうと思う。
それだけのことですか?
と思われるかも知れませんが、それだけ嬉しかったことと、同じようで同じじゃないことを再認識したということです。

上大岡チームに来てくれている方も見に来てくれて、踊りの話や、始めた時のお話を聞かせてくれました。
新しいことに飛び込む。
ほんとに好奇心と、しなやかな心構えで始められるんだなと。
体が硬い、なんてことより、心の柔らかさ。未知のものを受け入れる穏やかな空間がある。何か一つじっくりやっていることで、新しい何かを受け入れる柔らかさを拒んでないかな、と考えます。大丈夫かな、あたし。


歯車は動いてる。動かしていく。


この写真は横浜の港で撮りました。
虹の下でライブがあって、虹だけを撮ろうと思ったのに、曲にのって飛び跳ねた人の手が偶然写り込みました。
こういうの、大好きです。
意図しなかったことに出会う。
拒否せず、面白い!って思う。
小さく、こちっと
音が聞こえた気がします。