ミラノ万博と日本館の写真 メモなど

18時前にきたけれど、日差しは強いしとにかく暑い。
ゆるゆる日が落ちてきている時間は21時です。時間の使い方が違う。
21時から万博内でシルクドソレイユがあったけど、照明効果がはっきりしだしたのは
22時。大野外ステージの公演は、耐えきれない蚊の襲撃で泣く泣く途中で帰ってきました。ミラノ中央駅に戻ってきたのは24時近く。
友人達からあまり無理しないように用心するように言われていたのですが
こうも日が落ちるのが遅いと、つい遅くまで出歩いてしまいます。
街中を歩いていて、窓という窓にシャッターがあるのはなぜだろう?と思いながら
歩いていたのですが、日差しを避ける、そして夜を長くする(暗くして眠れるように)
なのかなと、暗くなって思い当たりました。



今回の旅は良い経験です。
今まで映像で、絵画で、本で、情報で知ってきたヨーロッパ的な何かの中を
歩いて、迷って、間違えて助けてもらって体験しています。
学ぶ、ということを実地研修するように。

たまたまかもしれないけど(エジプトから熱波がきているようです)
ジャカルタより暑い。18時だから日焼けしないだろうと思っていたのに
ヒリヒリする肌。夏の日差しを愉しむ人達。
日焼けが嫌だなあと対策していた服装を諦めてみると、少しだけ
距離が縮まってくる。
半袖のワンピースで帽子もかぶらずてくてく歩いて行くと
何度も道を尋ねられました。自分の中では、今の自分が明らかに異邦人なのに
外からの視線からはそんな風に見えない。
肩の力が抜けてのほほんとしているように見えるのかな。
英語と多分、イタリア語で話しかけられてました。
どっちもうまく答えられなかったけど、声を出して下手くそ英語でなんとかしてみる。









先日載せられなかったので写真の一部
日本館で見た、チームラボの作品。
よく見ると日本画で見かける落款が押してあって控えめな姿に好感が持てます。
人数、時間制限があって、じっくり楽しめなかったのが残念。

展示に統一感があって、誰かの意志というか、目的がはっきりしていた展示でした。
食がテーマだけれど、その向こうには今の日本技術をさらりと紹介してる。
最先端の日本と食から見える日本の美意識のような。
ゆっくり見る、または楽しめる機会がまたあったら良いなと思います。
かなり雑だけど、メモとして。

最後の写真はベルギー館の植物プラント。
宇宙へ、砂漠へ、氷に閉ざされた世界へ持っていけるコンパクトな農業機械。
いくつか似たような展示があったけど、これが最高にコンパクトかつ未来を感じる
展示でした。
いつか宇宙に長期にで宇宙に出ることになったら、この装置を持って行ってもらいたいです。
これが未来の農業の形。