飽きることのないもの、興味のこと。

レオナルドダビンチの科学博物館には、最新の技術と過去が同居している。
展示も面白くてどれも目が離せなくて全部見ることができなくて。
かなり駆け足で見たはずなのに。
ここに行かずしてなぜミラノへ来た!
と言いたいくらい、素晴らしい博物館です。
印象に残っているのは、イタリアが生んだ技術の部屋。
最後の年が2014年。毎年生まれた技術の紹介も素晴らしい。
アルドゥイーノのコーナーあり、初代Appleコンピューターから現在に至るまでの展示あり。
と思いきや、産業革命期の展示はテーマごとに鉄の熔鉱炉や周辺装置がある。
気軽に参加できる手を動かすワークショップに、ゴミなどのリサイクル、このほかにも
書ききれないくらいテーマごとに展示があって、宇宙船が浮かび、地球について、宇宙について展示があり、
もうお腹いっぱいに見たいもの見てきた!というところまで来た時に、潜水艦があり、鉄道館があり、
最後に船と飛行機館がある、という何時間いても、見終わらない訳です。
(私だけかもしれないけど) 6時間は居たかと思いますがまだ時間が足りません。
前日に自然博物館かな、も行ったけど、そこも楽しかった。
憧れだったルーシーの展示。猿人のルーシーについて、何度父を話をしたことか。
当時でも家族を想像できる足跡の化石が発見されたとすごい勢いで話す父と
色々想像してああだこうだと突っ込み盛り上がっていた頃に父と目にしたら
話が止まらなかったろうな。

頭が好きなもの、興味のあるものいっぱいになって、朦朧をして表に出ると
からんとした夏空が広がり、暑い空気に包まれて、別世界から戻ってきた、
みたいな気分になって、まあ炭酸水でも飲んでひと息つく、あるいは
美味しいレモネードを飲んで、とりあえずのエネルギー補給をして、目に入った
建物を見に足を運ぶ日でした。
ピッコロシアター、劇場内見たかった。
当日券がなくて。(気がついたらたどり着いていたこともある)
そういえばミラノスカラ座も行けなかったけど、あまり後悔していません。
もしまたミラノに行ける機会があれば、ダビンチの科学博物館に行くでしょう。
そのあと劇場に行こう。
最後の教会の写真。
鐘の音が美しかった。音色に誘われて足を運んだ教会。