ABU Robocon 2015 に行ってきた。

興味深々のロボットなのですが、ABURobocon がジョグジャカルタで開催されるので
行ってきました。
チームを組んで踊りを作っていた頃の友人達とも会えて、久しぶりにやんちゃな自分を
取り戻してきました(爆)

会場は学生を中心に観客で一杯でした。
バトミントンするロボット。
ということで各国代表の大学生が腕を競うという競技です。
どのようなロボットにするか、大きな発想の差は無いように素人目には見えましたが、それでもじっくり見ていくと、ラケットを振る時の力を空気の力で動かす(圧縮空気?)、発射ボタンみたいなバネというかなんというかで動いているようなものが多かったように思います。インドの回転するラケットが好きでした。
完全にリモートコントロールされるもの、本体と操縦者がへその緒みたいに繋がってるもの、と分かれていて、どっちが良いのかな?などと考えるのも楽しかったです。


バトミントンはお互い打ち合うものですが、見ていてラリーが続く方が難しいことがわかってきました。続くだけで歓声があがる、相手の打ちにくいところを狙えるか、の前に自分たちが打ち返すことができるのかっていうところからスタートなんだと見ていて思いました。
打ち返せても相手のコートに入らないと行けないし、操縦者の判断が一緒で行わないと続いていかない。
きちんと見に来たのは初めてなのですが、中国が強い、日本が技術の進歩が、というものはあったとしても、優勝したのはベトナムで、私は偏見のフィルターを通して考えていたのではないかと思い当たりました。
インドネシア代表はスラバヤの工科大?とバンドン工科大。
何だかまだまだだよねと思われるところだって、結構良いところまで勝ち残ってる。
こうした技術は、世界のどこからでも興味があって知りたい欲に取りつかれたら、出会うことのできる情報になっている、インターネットができたからこそ受けられる恩恵だと思います。
遠い祖国の人もネット中継で応援していた人達もいたでしょう。日本からは早稲田が出場していて、観客席から熱い応援を受けていました。
あっという間の1日でしたが、会場の端っこでロボットの動きに一喜一憂できる、ああ地元で良かった。地元だからこそ目の前で、間近で応援しながら愉しめました。
さすがに来年は見に行けないけど、今度はネット中継を見てみたいと思います。

それにしても、ジョグジャ人のwayang好きなこと。
会場のマスコットというかキャラクターデザインは、wayangのpenokawan。
私の大好きなキャラクター達がロボットとなって会場を飾っていました。
あの影絵人形も人力による古いロボット?(ちょと言いすぎですが)。
wayangを電力で動かしてみたい気持ちにかられました。
そんなwayangと踊ってたら面白いかな。
古くて新しいものと競闘できるwayang(笑)
ああ、やってみたい。