シンガポールと好きなもの

インドネシアといえば、バリ島旅行を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ジャカルタにいると、バリ島もシンガポールも同じくらい離れている気がします。
そして病のように、美しいもの、見たいものを見にシンガポールへ行くことがあります。


シンガポールといえば、マーライオン
他に何があるのかな、と。経済成長著しいこの国には、こんなデザインの建物が建ってしまう!という面白さや、目を楽しませる植物園、美術館などがあるのです。
住んでいない国ですが、かなり好きな国です。

デザインセンターは、古い建物を活かしながら、心踊る建築デザインが展示されていたり、ものつくりの場所を提供したり。ここで見た建築デザインが、街中を歩いていると突然実物に出会ってしまう。見上げてひとり飛び跳ねたい気持ちを押さえて、じっくり見つめてる。

美術館の展示は見にいく度に新しいもの、美しいものと出会っていける、広すぎずゆっくり見て楽しんで。建物の中には教会だった空間があり、そこでひょとこころを落ち着けて、深呼吸してまた、続きを愉しみに歩き出す。

Singapore science centre で、知らなかった技術や知識に触れることが出来る。
説明が英語なので何となくしか分からないけど、それでも、こんなことが分かり始めてきたんだ、という自分の中の発見があったり。
上野の科学博物館?の鯨を思い出しつつ、満喫して帰ってくることが出来ます。

marina bay のScienceart museum のダヴィンチ展も切り口が面白くて、なるべく時間を取ってここに行きたいし、esplanade theater の演目は全部見たいくらい。ダンスも演劇も音楽も。
となってくると、住んでいたとしてもいつもどこかに通っているような気がします。もちろんちゃんと仕事して、収入があってできることとはいえ、ジャカルタから見ると、誘惑の多いところです。
この感覚は、東京に憧れる地方の人の感覚ではないかなとも思います。
東京圏に育ってきたので東京に憧れる、というのが良く分からなかったのですが、ちょと頑張れば足を延ばせるところ、だけどまだそこでは住むまで行かないかなあと。(独り勝手な考えなのですみません)
東京圏にいた時は、時間を作っては森美術館ワタリウム裏原宿のギャラリーや上野の博物館などに足を運んでいました。職場帰りに銀座のギャラリーを見て回るのも大好きでスキマ時間にちょこちょこと愉しんでくる、夜遅ければ、窓の向こうから色々想像を追加しながら見てみる。

残念ながら、ジャカルタだとそういう環境はまだ少なく、移動手段も限られているので難しいけれど、もう何年かしたら地下鉄が出来るので、それまでの我慢です。

シンガポールはまだまだ見に行きたい、体験したいところがたくさんあるので、少しずつ回って行くつもりです。同じところでも何度でも行きたくなる、植物園もあります。年間パスポート欲しい。スケッチブック持って一日中そこに居たいくらい。
いつになったらそんな生活できるのかわかりませんが、仕事しながらできることをしていきたいです。