鬼の霍乱

去年末からずっと頭を悩ませていたことが、やっと解決できました。
この問題に取り組みだすと、ほんとに何もかもが手につかない状態でした。
よくこんな状態で、去年末踊ってこれたと思います。
これも一緒に踊ってくれた、一緒にライブに立ってくれた人たちがいなかったら(汗)
恐ろしいことになっていました。
綱渡り人生を歩んでいるなとつくづく思います。またそれが
周りにはあまり伝わらないところが、面の皮の厚さというのかもしれません(笑)
こんなことを繰り返さないよう、今から対策を練らなければなりません。
解決して気が抜けたのだと思います。
めったに風邪などひかないのですが、風邪をひいたようです。
その割には練習に行ったり、スポーツクラブに行ったりしていますが
体を動かしても症状が変わらないため、ほんとに風邪なんだなあ。
しばらく緊張する日々が続いていて、鬼のような顔をしていたからだと思います。
「鬼の撹乱」ということにして、今日は早く休みます。


物事を解決する時に、いろいろ考えるのですが
こういう危機の時こそ、自分がいかに必死だったりするかがよくわかります。
「なりふり構わず」という言葉がありますけど、状況に躊躇することなく
みっともなくても「なりふり構わず」が出来る私であるように。
きれいごともいいたいですが、どうもその辺が器用ではありません。
踊りを習っていた時も、「なりふり構わず」でした。(よく陰で笑われていたのも知ってます)
恥をかいたことって、いつまでたっても忘れない。それと一緒に踊りも覚えています。
今でもその踊りを踊る度、「これで笑われたよな」と思いだします。
悔しくなるし(今でも!)繰り返すもんか!と意地になる私。
ニッコリ笑って踊っている裏側では、そんな煩悶する私がいます(笑)
そろそろ「恥かしい」ことと、和解してもいいころ合いなんだけど。
(また、その踊りが、1曲、2曲ですまないところが笑えます)


好きな踊りがあるのですが、その踊りは「あなたじゃ無理!」といわれたもの。
悔しくていつか踊ってやる〜(怒)とビデオに撮らせてもらって
ビデオを解析して、いろいろ試みて、とある人に笑われて
(仕方ありません、わかってないんだもの)
寝かせて発酵させて(?)としつこい私。
その踊りに出会ってからかれこれ15年以上になります。いまだにできません(泣)
それでも面の皮の厚さにまかせて踊るようにしています。
手がかりは当時のビデオ。そして誰かが同じ踊りを(または同じ地域の同じ部類の踊り)
踊っている時に盗む。(日本にいると、七夕くらいに確率は低いですけど)
現地に行って、当時の先生に会えば解決できることなのかもしれませんが
時間の問題が(滞在時間が)解決しません。物覚えの悪さが足を引っ張ります。
人の三倍以上、かかる物覚えの悪さ。現地の先生たちの根気よさに頭が下がります。


こうして悪戦苦闘している時の私も、鬼の形相なのでしょう。
霍乱している時は、鬼の顔を忘れておとなしく本を抱えて布団にくるまっています。
たまにはいいかも(笑)