たまには にわにわとりが・・・ZZZ

お勤め中、うとうととしていたらつい、舟を漕いでいる自分に気がついて(汗)
お隣の社員さんは、さりげなくほっておいてくれたので
うとうと加減を楽しんでしまいました(爆)
作業を行っている時は手を使っているので眠さは何とかしのげるのですが
データだなんだと作業をしていると…
こっくりこっくりしているようです。
職場は冷暖房完備。
男性はスーツだなんだと暑苦しい環境の中、おまけに外回りなんかだと
大変暑い熱い恰好でほんとにお疲れ様なのです。
私は飼い猫のように一日涼しい職場にいるせいか
そしてその快適な温度設定のせいか(ほんのり涼しいのです)
眠気に襲われます。ああ、今日もやってしまった。
今日の目標は時間内にこなしているのですが
快適な環境は体も心もどこかしらほっとするようです。


今、表はスコール。
叩きつける雨の音がばらばらと聞こえて、風がひゅっとふいて
ざあぁ…と降り始めました。なんて涼しい音だろう。
これが乾いて空気が蒸して・・・とおもっても
この雨音と、ほんのり香る土に緑の匂い。
夏だから楽しめる音。寒くなってきたら同じ音は寒々と聞こえるのに。


うとうとしている時のように
雨の音を聞いていると、ひょと考えていたことが
どこかに飛んでいきます。
宙をかけぬけていったかのようにそれまでのことが
なんでもなくなってしまって。
雨の後、風の後には、銀杏が落ちている。
今年はそのことがとても気になります。
早く秋が来るような、そしてその向こうの冬の影を
夏の盛りの前から感じるような気がしていましたが
梅雨が明け、夏本番に入ると押しつけるような熱の塊に
人々が喘いでいます。
熱中症に気をつけよう。
そういうけれど、アジアの人たちは熱中症というのはあったのだろうか。
そういえば
「panas dalam」だっけ。
体に熱がこもる時に飲む、不思議な飲み物があったけど(味がほとんどしない透明な水)
それが熱中症なのだろうか。


かの地は今が冬。
南半球ですから、少々暑くても、日本の、東京の暑さと比べたら絶対涼しい。
田んぼを抜ける風、たくさんのホタル。ヤシのざわめき。
ああ、帰りたいなあ。
木曜か金曜日の夜は、影絵芝居の(ワヤンクリット)ラジオが流れていて
夜、それを聞きながらガムランの響きを、人々の笑いを聞きながら
音色に誘われて眠りこんでいました。
影絵芝居を見に行っても、ゴザの上で丸くなって寝てしまうと
夜風がひんやりして、ときどき寒くて目が覚める。
目の前には影絵芝居の黄色い明りに揺れる影。
とろけるような唄声に、響き渡るガムラン
そのまま夢かうつつかわからない状態でまた眠りこんでいたなあ。


雨音を聞きながら眠れるんだろうか。
空気も考えもとろけてきました。