ASEAN検定イベントに行ってみた。タイのこと。

今日は、ASEAN検定のイベントに行ってきました。
といっても、家事だのなんだのこなしていくととても午前中は行けなくて
最後のタイイベントに行ってきました。


踊りが見たかったのですが、電車で乗り過ごしてしまい間に合わず…(爆)
その後の「タイ人の一生」というようなテーマのお話を聞いてきました。
生まれてから死ぬまでにあるイベントについてなのですが
宗教がいかにタイ人をタイ人たらしめているかという話が面白かったのです。
自分が日本に生まれ、宗教と希薄な関係を持っていること
環境が環境だけに、仕方ないのかもしれませんが生活に根付いていると
安心して生活できるかなあなんてことも考えました。


近代化の波の中、宗教のあり方が変容してきていることも感じました。
死を迎えることが日本の中で見えにくくなっていますが
タイも近代化によって変化しようとしているようです。
火葬のお話の時に、棺桶に入れずに遺体を焼く(火葬ですから)ということでした。
私はそれを見てもいいかなあと思いました。
それは今から見たら大変恐ろしい光景かもしれません。
でも小さなころから見たら違うかもしれない。
この世からあの世への旅立ちを見届ける。
焼かれてしまった骨はもう魂のないもの。
ちゃんとあの世へ行けるように、輪廻していけるように。
(輪廻しないと魂がこの世に縛り付けられてしまう、それはかわいそうだということです)
いろんな宗教感、文化があって思想があり、習慣があるわけですが
そういうものを受け入れられる自分でありたいなと思います。
自分の親が亡くなった時、火葬場で炎を見ていました。
死んだら無になる。
という本人の希望であり、実際に無になっていく姿を炎越しに見ていたのですが
存在やたましいといったその人を象徴するものがこの世から消えていく
焼きつくされていく、灰になっていく、なんだかうまく言葉にできませんが
安堵するものでした。ああ、ちゃんと本人の希望通りになっていくなあって。
この世なんぞに思いを残さず、あっけなく灰になっていくのは痛快ではないかと。


他の文化に触れるのは色々思い起こしたり考えたりすることがあって
自分の立ち位置を知る、自分がナニモノか知る機会です。
と思うのですが、結局ASEAN検定を受験するのはインドネシア検定です(笑)
勉強できるかなあ…
まず、三級合格目指します!